スーパーロボット大戦の歴史
 
作品集 第4次スーパーロボット大戦

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龍神の世界
□機種…スーパーファミコン
□発売日…1995年03月17日
□定価…12,800円
 □解  説□
 「第4次」は、プレイヤーの分身ともいうべき主人公が作れるようになったのが最大の特徴だ。また、主人公用のオリジナルロボットも用意されている。今回新たに「エルガイム」、「ザンボット3」、「ダイモス」、「ダンクーガ」が登場。さらに漫画のみ登場していた真・ゲッターが加わっている。ロボットの発進シーンにデモがついたり、ユニットをパワーアップさせる強化パーツが登場するなど、システム面も強化されている。
 カラオケモードや、ロボット図鑑などオマケ要素が入るようになったのもこの作品からだった。
 □STORY□
 第3次世界大戦終結から3ヶ月。多発する凶悪なテロ行為によって、地球圏の経済は深刻なダメージを受けていた。事態を重く見た地球連邦政府は、宇宙移民を切り捨てる「地球至上主義」を提案し、実行に移す。当然、地球内外から反対の声があがったが、ジャミトフ准将が結成した特殊部隊ティターンズの対テロ対策は、過激ながらも効果があり、次第と連邦内の支持を集め「地球至上主義」もいつしか公認されていた。
 華々しい活躍を続けるティターンズとは対照的に、ロンド=ベルはラ・ギアス事件での長期不在を理由に、規模も権利を縮小されたうえ、戦力も削減されてしまう。
 その頃、地球連邦政府の「地球至上主義」に反発する人々によって、いくつもの勢力が生まれていた。
 DCの生き残りのハマーンが、ドズル=ザビの忘れ形見ミネバを中心として小惑星アクシズにノイエDCを結成。ノイエDCは、地球連邦政府に虐げられた人々の支持を集めて次第に勢力を伸ばしていた。また、本家DCも火星を本拠地をかまえるメガノイド(サイボーグ)の長ドン=サウザーによって復興されていた。
 さらに現在の地球連邦政府の体制に反発するブレックス准将やクワトロ=バジーナたち有志によって反地球連邦組織エゥーゴが結成される。
 各組織は、それぞれの理想を掲げ、戦いを繰り広げていた。
 ある日、1つの隕石らしき物体が地球に落下した。現場に向かったロンド=ベルは、そこでペンタゴナ・ワールドからやってきた異星人、ダバ=マイロードと出会う。彼らからペンタゴナ・ワールドの支配者ポセイダルが地球に侵略を開始することを知ったロンド=ベルは、応戦の準備を開始する。戦いが激化する中で、ロンド=ベルは、文明を破壊しようとする異星人ガイゾックと遭遇する。
 やがてロンド=ベルは、地球の混乱の原因が、第3次大戦時に敵だったインスペクターと同族の異星人、ゲストの司令官ゼゼーナンが仕組んだ謀略だったのだ。
 ティターンズやポセイダル軍を始めとした軍勢を倒したロンド=ベルは、真の平和を取り戻すため、全ての元凶であるゼゼーナンを倒すべく、ゲストの本拠地火星へと向かう。
 火星への最終決戦。ゼゼーナンは、ゲストの科学力と地球の軍事技術を合わせて作り上げたバラン=シュナイルに乗り、戦いを挑んでくる。
 強力なゲスト部隊と、バラン=シュナイルの猛攻により苦戦するロンド=ベルのメンバー達。
 しかし、平和を祈る彼らの力が1つになったときゼゼーナンはバラン=シュナイルと共に火星の大地に倒れる。こうしてロンド=ベルの活躍により、真の平和が太陽系に訪れた。