仮面ライダーの歴史 仮面ライダー555 敵編

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 【オルフェノク】
現生人類が進化した人類で、ある特定の条件を持つ人間が一旦死を迎えた後に再度覚醒したものである。普段は普通の人間として生活しているが、動植物の特性と高い攻撃力を持った異形の姿も併せ持ち、中には更に別の形態へ変化する者もいる。異形への変化は本人の意思によって自由自在に行われるが、何らかの致命的外傷を負った場合には変化能力は失われる。
自然死・事故死の後に再生したものは「オリジナル」と呼ばれ、その能力は高い。またオルフェノクは、人間を故意に殺害することによって新たなオルフェノクを覚醒させることができる。これは「使徒再生」と呼ばれる。ただし、殺害した人間がオルフェノクへの進化に耐えうる場合のみ成功し、そうでない場合は灰化して死亡する。成功する確率は低い。
オルフェノクは、デルタに倒された場合(この場合は赤い炎)を除いて青白い炎に包まれた後、灰になることによって死を迎える。複数の命を持っていたクロコダイルオルフェノクを除いて、二度と復活することはない。
進化が極めて急激になされるために体が耐えられず、「オルフェノクの王」と呼ばれるオルフェノクに頼らなければいずれ滅亡してしまうと言われる。
 【スマートブレイン】
大企業
ファイズギアをはじめとする変身装置や、関連するツールやバイクを開発した。事業内容は重工業や電子技術にとどまらず、食品から医療までと幅広い。イメージCMが頻繁に流されているが、その実態は謎に包まれている。前社長の花形が失踪後、村上峡児が新社長として就任する。同社のCMに出演しているスマートレディは社長秘書として行動する。オルフェノクに関する研究もされており、社員の中にもオルフェノクに覚醒しているものがいる。
 【ラッキークローバー】
オルフェノクのエリート集団。名称は彼らが常駐し、メンバーの影山冴子がバーテンをしている「BARクローバー」に由来する。メンバーは、琢磨逸郎(センチピードオルフェノク)、影山冴子(ロブスターオルフェノク)、ジェイ(クロコダイルオルフェノク)、北崎(ドラゴンオルフェノク)の4人。ジェイの死亡後は1つの空席を巡って、複数のオルフェノクが候補となり、一度は澤田亜希(スパイダーオルフェノク)がジェイの後釜となったが、程なくして再び空席となっている。

 【作品中に登場したオルフェノク】
 ホースオルフェノク/ 木場勇治(ウマ)
高い戦闘能力を持ち、ケンタウロスのような疾走態にも変化できる。また最終話では戦力が高い激情態にも変化した。オルフェノクに変化した時は、剣を振るって戦う事もある。設定上は盾も持っているが、使ったのは劇場版のみ。人を殺す時は左手で相手の襟首をつかんで持ち上げ、剣を突き上げるようにして心臓を突き刺す。
 クレインオルフェノク/ 長田結花(ツル)
ホースオルフェノクとほぼ同等の高い戦闘能力を持ち、通常(人間)の状態でも高感度の聴覚や高いジャンプ力を有する。
 スネークオルフェノク / 海堂直也(ヘビ)
並のオルフェノクで牙から毒を出し敵を失血死させる。当初は素手で戦っていたが、テレビシリーズ終盤及び劇場版では円状と直状の刃が一体となった2つの剣を武器にしていた。
 ウルフオルフェノク / 乾巧(オオカミ)
高い戦闘能力及び機動性を持つ。武器は全身に生えた刃とメリケンサック。
 アークオルフェノク (バッタ)
「オルフェノクの王」。仲間とみなしたオルフェノクを不死身の体にする。反面、敵とみなしたオルフェノクは容赦なく命を奪う。
 ゴートオルフェノク / 花形(ヤギ)
非常に戦力が高くドラゴンオルフェノク以上。共鳴振動波を角からだし建造物も破壊でき最速のスピード能力を持つ。
 ローズオルフェノク / 村上峡児(バラ)
非常に戦力が高いオルフェノクで。額から無数の薔薇の花びらを出し切り裂く。また強力な念動力で敵を吹き飛ばす。3大ライダーと同時に戦っても平気だった。
 センチピィードオルフェノク / 琢磨逸郎(ムカデ)
高速スピードで動き回りムチによる攻撃を得意とする。
 ロブスターオルフェノク / 影山冴子(エビ)
サーベルによる高速攻撃を得意とする。
 ドラゴンオルフェノク / 北崎(ドラゴン)
パワータイプ(魔人態)とスピードタイプ(竜人態)に変化でき、高速時はファイズアクセルフォームすら圧倒する。
 クロコダイルオルフェノク / ジェイ(ワニ)
3つの命を持ち、蘇るたびに強くなる。
 スパイダーオルフェノク / 澤田亜希(クモ)
人間にオルフェノクの記号を埋め込んだことでオルフェノク化した人造オルフェノク。そのためか寿命が短い。大きな八方手裏剣を武器にする。
 スティングフィッシュオルフェノク / 井沢博司(オコゼ)
 
 エレファントルフェノク / コートの男(ゾウ)
 
 オックスオルフェノク / 青木(ウシ)
 
 カクタスオルフェノク / 赤井(サボテン)
 
 マンティスオルフェノク / 緑川(カマキリ)
 
 スクィッドオルフェノク / 戸田英一(イカ)
スマートブレインから、木場勇治と長田結花の「教育係」として派遣された男。海堂直也を殺害し、オルフェノク化した。
 オウルオルフェノク(フクロウ) / 教授
口から激しい刺激臭の神経系毒ガスを吐き出し、敵を呼吸停止状態に陥らせて死に至らしめる。岩塊をも粉砕する鋭い鉤爪で襲い掛かる攻撃を得意とする。音楽大学の教授で、海堂直也のかっての恩師。表向きは温厚な紳士だが、自分より才能のある若者を見つけては、事故を仕組むなどしてその夢を奪い、煩悶する様を見て悦んでいた。長田結花に本性を見抜かれ、結花から事情を知らされた木場勇治=ホースオルフェノクとの決闘で倒される。
 スカラベオルフェノク / 眼鏡の男(コガネムシ)
 
 スネイルオルフェノク / 覆面の男(カタツムリ)
 
 エキセタムオルフェノク 未確認(ツクシ)
 
 フライングフィッシュオルフェノク / 自転車の男(トビウオ)
森下義正をオルフェノク化した。
 アルマジロオルフェノク / 森下義正(アルマジロ)
森下千恵の兄。
千恵を殺害した犯人を突き止めるべく、千恵のかつての恋人だった木場勇治をはじめ、千恵と付き合いのあった人間に情報提供を求めるが、提供者の一人から聞かされた生前の千恵の行状を信じられず、激昂の末オルフェノクに変化し、千恵の通っていた大学で大量殺戮を引き起こす。
巧によって倒される。
 トードスツールオルフェノク / サンドイッチマン(毒キノコ)
 
 スコーピオンオルフェノク / 大野木(サソリ)
 
 ドルフィンオルフェノク / 青木茂久(イルカ)
 
 ワームオルフェノク / 浩一(ミミズ)
 
 シーキュカンバーオルフェノク / サラリーマン風の男(ナマコ)
 
 ラビットオルフェノク / 小林義雄(ウサギ)
北崎によりオルフェノク化した。
 フロッグオルフェノク / クラブの男(カエル)
 
 スティンクバグオルフェノク 未確認(カメムシ)
 
 ソードフィッシュオルフェノク / 影山の部下(メカジキ)
 
 ライノセラスビートルオルフェノク / 村上の部下(カブトムシ)
 
 スタッグビートルオルフェノク / 村上の部下(クワガタムシ)
 
 オクトパスオルフェノク / 若い男(タコ)
 
 ピジョンオルフェノク / 琢磨の部下(ハト)
 
 バーナクルオルフェノク / スマートブレイン社員(フジツボ)
 
 オクラオルフェノク 未確認(オクラ)
 
 スロースオルフェノク / 青沼(ナマケモノ)
回想シーンにのみ登場。
流星塾生だが仲間を裏切り、同窓会で塾生を皆殺しにする。
その直後通りかかった乾巧により倒される。
 フリルドリザードオルフェノク 未確認(エリマキトカゲ)
 
 クラブオルフェノク 未確認(カニ)
南雅彦の研究施設で実験体とされ、体に機械を埋め込まれていた。
人間の姿に戻れなくなっていたらしいが、人間の心は捨てておらず、同じく実験体とされた長田結花を救出し乾巧と木場勇治に託す。
自身は事情を知らない草加と三原に倒される。
 バットオルフェノク / サングラスの男(コウモリ)
 
 コーラルオルフェノク / 皮ジャンの男(サンゴ)