仮面ライダーの歴史 仮面ライダー電王 ライダー編

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 仮面ライダー電王 (Masked Rider DEN-O)
仮面ライダー電王は、野上良太郎がライダーパスを用いることにより変身するライダー。
作中では「仮面ライダー」の名称は使用されず、単に【電王】と呼称されている。

<戦闘装備一式>
 ライダーパス
電王への変身やデンライナーを呼び出すことに用いる特殊なパス。
時刻が「ぞろ目」になる瞬間に任意の扉にかざすことにより、デンライナーの走る異空間への扉が開かれる。また、デンオウベルトの中央部(ターミナルバックル)にライダーパスをセタッチすることにより、電王への変身や必殺技発動前のフルチャージ(Full Charge)などが行われる。
なお、ライダーパスとライダーチケット自体は単なる乗車券で、時を越えるために一般人が利用することもある。

 デンオウベルト

電王の変身ツール。
ライダーパスを手に持つと変身者の腰部に現れる。中央部(ターミナルバックル)にライダーパスをセタッチすることにより、仮面ライダー電王へと変身することが出来る。
また、色のついたボタン「フォームスイッチ」を押すことでフォームの選択が可能で、赤(ソードフォーム)・青(ロッドフォーム)・黄(アックスフォーム)・紫(ガンフォーム)のボタンがある。
戦闘中にパスをセタッチすることで)、『Full Charge』の音声と共にフリーエネルギーをフルチャージして必殺技を発動させる。

 デンガッシャー

電王が標準携行している万能武器。通常は4つのパーツに分離してベルトにセットされているが、状況に応じて合体させることが可能で、4つのパーツにはそれぞれ一〜四の漢数字がナンバリングされている。
連結により4つのモードに変形可能。

 ライダーチケット
電王がデンライナーを用いて過去に向かう際に必要となる特殊なチケット。
イマジンの契約者にチケットをかざすことで、イマジンが向かった時代を読み取り、それをライダーパスに挿入してデンライナーの行き先を決定する。
このチケットがなければ、たとえ電王であってもデンライナーを操縦することは不可能。

 <移動装備一式>
 マシンデンバード
《全長:2130mm/全幅:790mm/全高:1180mm(通常時)、1390mm(高速走行時)/走行速度:360km/h(通常時)、1010km/h(高速走行時)》
デンライナーの操縦席も兼ねた特殊バイク。普段はデンライナーの最先頭車両に格納されており、ライダーパスを差し込むことにより起動する。また、緊急時はデンバードに取り付けられた射出ボタンを押すことでデンライナーから射出され、通常のバイクとしても使用することも可能。
 仮面ライダー電王(プラットフォーム)
《身長:180cm/体重:80kg/パンチ力:1t/キック力:3t/ジャンプ力:一跳び10m/走力:100mを10秒》
電王の「素体」に近い形態。
デンオウベルトの中央(ターミナルバックル)に、ライダーパスを“セタッチ”して変身する。
この時点での良太郎はイマジンに肉体を支配されていない普段そのままの状態であるため、戦闘能力は著しく低くデンガッシャーも使用不可能なため格闘のみでの戦闘になる。
 仮面ライダー電王(ソードフォーム)
《身長:190cm/体重:87kg/パンチ力:5t/キック力:7t/ジャンプ力:一跳び35m/走力:100mを5.2秒》
モモタロスの力をまとった形態。
デンオウベルトの赤色のフォームスイッチを押した後、デンオウベルトの中央にライダーパスをセタッチすることにより『Sword form』の電子音と共に変身する。
剣技が中心のため、接近戦を得意とする。
防御力の高い敵や空中から襲ってくる敵が苦手であり、モモタロスが泳げないため水中戦も不可能。
変身直後に『俺、参上!』、『俺は最初から最後までクライマックスだぜ!』と言った名乗りを上げることが多い。また、名乗り上げにはかなりの拘りがある模様。

<戦闘装備一式>

 デンガッシャー

〔ソードモード〕
ソードフォーム時は剣型のソードモード(二と三を上下に連結した後、一と四を前後に連結したもの)を使用する。

<必殺技>
 「エクストリームスラッシュ(Extreme Slash)」
デンガッシャー・ソードモードの剣先を分離して、遠隔操作により敵を斬るパート1〜5まで存在する。(パート4は欠番)外にパート2´(ダッシュ)、特別編、ファイナルバージョンが存在する。
「俺の必殺技・パート2」:縦一閃に斬るタイプ
「俺の必殺技・パート2 ダッシュ」:横一閃に斬るタイプ。
 仮面ライダー電王(ロッドフォーム)
《身長:187cm/体重:102kg/パンチ力:4.5t/キック力:9t/ジャンプ力:一跳び20m/走力:100mを9秒》
ウラタロスの力をまとった形態。デンオウベルトの青色のフォームスイッチを押した後、デンオウベルトの中央にライダーパスをセタッチすることにより『Rod form』の電子音と共に変身する。
変身直後に『お前、僕に釣られてみる?』と言う。
嘘で相手を翻弄して自分のペースに引き込む狡猾な戦闘スタイルが特徴。


<戦闘装備一式>

 デンガッシャー

〔ロッドモード〕
ロッドフォーム時に使用する竿型の形態。一から四を順番に一列に連結した後、全体が伸びてロッドモードになる。ソードモードに比べ攻撃範囲が増し、モチーフの通り釣竿のように使うことも可能。

<必殺技>
 「ソリッドアタック(Solid Attack)」
デンガッシャー・ロッドモードを投げて敵を貫き、動きを封じた敵に跳び蹴りを放つ。
 仮面ライダー電王(アックスフォーム)
《身長:185cm/体重:93kg/パンチ力:8t/キック力:5t/ジャンプ力:一跳び30m/走力:100mを7秒》
キンタロスの力をまとった形態。デンオウベルトの金色のフォームスイッチを押した後、デンオウベルトの中央にライダーパスをセタッチすることにより『Ax form』の電子音と共に変身する。
変身直後に『俺の強さにお前が泣いた。』と言う。
腕力と防御力は4フォーム中最強で、近距離戦を得意としており、高い防御力を活かして敵の攻撃を受け切り、真っ向から力で圧倒する戦闘スタイルが特徴。

<戦闘装備一式>

 デンガッシャー

〔アックスモード〕
アックスフォーム時に使用する斧型の形態。

<必殺技>
 「ダイナミックチョップ」
フリーエネルギーをフルチャージすることでデンガッシャー アックスモードのオーラアックスを強化して放つ。
デンガッシャーを上方に投げ、気合いを込めてからジャンプしそれをキャッチ、自由落下の勢いを乗せて敵を両断するものと、回転して複数の敵を1度に斬るものの2種類あり。
技名を使用後に言うことが特徴。
 仮面ライダー電王(ガンフォーム)
《身長:197cm/体重:98kg/パンチ力:6t/キック力:10t/ジャンプ力:一跳び42m/走力:100mを4秒》
リュウタロスの力をまとった形態。デンオウベルトの紫色のフォームスイッチを押した後、デンオウベルトの中央にライダーパスをセタッチすることにより『Gun form』の電子音と共に変身する。
変身直後に『倒してもいい? 答えは聞かないけど』と言う。
キック力と機動力は4フォーム中最も優れ、総合的にスペックは4フォーム中最も高い。
ダンスの動きを取り入れた格闘戦や銃撃戦により、一方的に攻撃する戦闘スタイル。
接近戦では不利、4フォーム中唯一遠距離戦が可能。

<戦闘装備一式>

 デンガッシャー

〔ガンモード〕
ガンフォーム時に使用する銃型の形態。

<必殺技>
 「ワイルドショット」
フリーエネルギーをフルチャージすることより雷のエネルギーを発生させ、 ガンモードと両肩のドラゴンジェムからエネルギー弾として発射する。
 仮面ライダー電王(クライマックスフォーム)
《身長:190cm/体重:119kg/パンチ力:8t/キック力:10t/ジャンプ力:一跳び42m/走力:100mを4秒》
モモタロスら4体のイマジンの力をまとった形態。
決めゼリフが『俺達、参上!』。
基本人格と外見はソードフォームをベースとするが、顔に配置される電仮面はソードフォームのものが展開・変形したもので、他の3つの電仮面もロッドが右肩、アックスが左肩、ガンが胸にそれぞれ配置・装着される派手なデザイン。
4フォームの長所を併せ持ち、4フォーム全てのデンガッシャーと必殺技を使うこともできる。
使う技に応じて胸のターンブレストと、ケータロスに遮られる左足を除く全身のデンレールをソード以外の電仮面が移動し、左腕にアックス・ガン・ロッドの順に電仮面が集合したパンチモード、右足にロッド・ガン・アックスの順に電仮面が集合したキックモードになることも可能。
変身中は4体のイマジンの人格が全て同時に存在しており、各々が体を動かすこともできる。
彼らの心が1つにならなければ変身できない。

<戦闘装備一式>
 ケータロス
主にクライマックスフォームへの変身やデンカメンソードの呼び出しに用いる携帯電話。
ウラタロス、キンタロス、リュウタロスが一時的に消滅した際、良太郎の『ずっと(みんなと)繋がっていられたら』というイメージが具現化したもの。
契約したイマジンがどこにいようと会話することが可能で、普通の携帯電話の機能も持っている。
3(モモ)・6(ウラ)・9(キン)・#(リュウ)・コールボタンの順にフォームスイッチを押した後、右部のスイッチを押してデンオウベルトに装着することにより強化変身する。
チャージアンドアップスイッチを押してからライダーパスをセタッチすることにより、『Charge and up』の音声とともにフリーエネルギーをフルチャージして必殺技を発動。

<必殺技>
 「ボイスターズキック」
キックモードから放つ跳び蹴り。
右足に装着されたロッドの電仮面の角部分・ストレイダーを敵に突き刺すことで、オーラエネルギーを敵に叩き込む。
 「ボイスターズパンチ
パンチモードから放つパンチ。
左手に装着されたアックスの電仮面の角部分・マサカリーダーを敵に突き刺すことで、オーラエネルギーを敵に叩き込む。
 「ボイスターズシャウト」
ガンの電仮面を展開し、中に備わったドラゴンジェムからオーラエネルギーを複数のミサイルにして発射。
 「エクストリームスラッシュ」
ソードフォームの技のクライマックスフォーム版。
刀身が虹色のエネルギーを纏いスパーク。
 仮面ライダー電王 (ライナーフォーム)
《身長:195cm/体重:94kg/パンチ力:6t/キック力:7t/ジャンプ力:一跳び45m/走力:100mを3.5秒》
デンカメンソードにより変身するイマジンが憑依しない形態。
電仮面と外見イメージはデンライナー ゴウカを模している。
基本人格は良太郎。
デンライナー ゴウカを模ったオーラライナーの接触により良太郎のオーラが変換強化。それにより、胸・肩・背中にはライナーブレストという装甲が装着され、頭部には電仮面が複眼部分の装着後に頭部のデンレール上をパンタグラフ型のデンギャザーが移動、頭頂部に到達すると同時に展開して装着される。
戦い慣れしていない良太郎をサポートするため、モモタロス達は基本的にデンライナー食堂車内に特設した4つのブースがある大型回転椅子で待機し、そこからデンカメンソードを介して良太郎と会話しアドバイスをする。
この回転椅子はデンカメンソードのターンテーブルの回転と連動しており、最上部に位置した電仮面に対応するイマジンが良太郎と会話できる。

<戦闘装備一式>
 デンカメンソード
ライナーフォームへの変身にも用いる剣型の武器。
未知の未来への分岐点の影響により、2007年以前の世界で良太郎にイマジンが憑依できなくなったため、ウラタロスとオーナーの提案により、リュウタロスのデザインを基にモモタロスらのイメージを具現化させたもの。
ケータロスをフォームスイッチを押さずにデンオウベルトに装着することにより召喚し、刀身の峰部分のパススロットルにライダーパスを挿入することで変身する。
モモタロスら4体のイマジンのオーラエネルギーを電仮面に変換し、ターンテーブル上に円陣を組むことで形成されている。刀身側に位置する電仮面によりモードが異なり、モモソード・ウラロッド・キンアックス・リュウガンの4つのモードが存在。
吊革状のレバー・デルタレバーを軽く引き、ターンテーブルを90度回転させることによりモードの選択が可能で、モードにより決まったイマジンとの会話が可能。
盾のように使用したり、リュウガン時には光弾を発射することも可能。
レバーを押すことで必殺技も発動でき、テーブルを数回転させた場合はフルスロットルブレイクを発動。

<必殺技>
 「デンカメンスラッシュ」
モモソードから放つ。
デンライナー ゴウカを模ったオーラライナーとともに突撃し、刀身から伸びるオーラエネルギーの刃で敵を斬る。
 「デンカメンアタック」
ウラロッドから放つ。
デンライナー イスルギを模ったオーラライナーとともに突撃し、刀身にオーラエネルギーをまとったデンカメンソードで敵を刺し貫く。
 「デンカメンチョップ」
キンアックスから放つ。
 「デンカメンショット」
リュウガンから放つ。
デンライナー イカヅチを模ったオーラライナーとともに突撃し、刀身にオーラエネルギーをまとったデンカメンソードを投げて敵を貫く。
 「フルスロットルブレイク」
モモソードから放つライナーフォームの最強技。
4つのオーラライナーとともに突撃する。
 仮面ライダーゼロノス
桜井侑斗が変身する。
変身システムやイマジンの力の発現機構は、電王とは根本的に違う思想により作られており、電王とは違い特異点でなくとも変身が可能。
ただし、変身には使用の度に“自分に関する記憶が消滅する”という代償が伴うため、変身回数は限られる。

<戦闘装備一式>
 ゼロノスカード
ゼロノスへの変身などに用いるカード。
表にしてアプセット(挿入)する面によってフォームの選択が可能。
カードに走る溝が緑色の面と黄色の面のほか、緑か黄色のどちらか一方の裏側に赤色の面がある合計3種類が存在する。
このカードは変身解除によりベルトから抜き取ると消滅する使い捨てのアイテム。
消滅の仕方は緑と黄のものは蒸発する形、赤色の面のものは砕け散る形。
変身解除により消滅する度、桜井侑斗に関する記憶が消滅する。
緑と黄のカードで変身すれば桜井がこれまで作ってきた記憶が、赤のカードで変身すれば侑斗が現在で作った記憶が人々の中から消える。
所持することで、タイムラグはあるものの特異点のように時間の干渉を防ぐことが可能。
侑斗が所持する分を全て使い切れば桜井が新しいカード分を手渡す。つまり桜井の持つカードが全て無くなることは桜井自身の存在の消滅を意味する。

 ゼロノスベルト

ゼロノスのベルト型変身ツール。
装着者のオーラを利用して実体化する。
バックル部のクロスディスクにゼロノスカードをアプセットすることにより、フォームごとに異なる音声とともにゼロノスへと変身。
変身の解除はベルトとカードを外すことによって自動的に行われる。
戦闘中にバックル左上のフルチャージスイッチを押すことにより、『Full Charge』の音声と共にフリーエネルギーをゼロノスカードにフルチャージでき、それをゼロガッシャーやデネビックバスターのガッシャースロットに装填することによって必殺技を発動。

 ゼロガッシャー

ゼロノスが携行している武器。
ゼロメタルによって構成。
通常は2つのパーツに分離してベルトにセットされているが、状況に応じて連結させることが可能。
〔サーベルモード〕
サーベル型の形態。
〔ボウガンモード〕
ボウガン型の形態。

 ライダーチケット
電王がデンライナーを用いて過去に向かう際に必要となる特殊なチケット。
イマジンの契約者にチケットをかざすことで、イマジンが向かった時代を読み取り、それをライダーパスに挿入してデンライナーの行き先を決定する。
このチケットがなければ、たとえ電王であってもデンライナーを操縦することは不可能。

 <移動装備一式>
 マシンゼロホーン
《走行速度:360km/h(通常時)、1010km/h(高速走行時)》
ゼロライナーの運転席を兼ねるバイク型のコントローラー。
ゼロノスカードやライダーパスをキーボックスに差し込むことにより起動。
電王のマシンデンバードとスペック・機能は同じだが、後部の集電装置・ゼロギャザーの形状と、フロント部にタンクローリーさえも一突きにする突撃攻撃用の2本の角・ゼロゼロホーンが装備されている。
 仮面ライダーゼロノス(アルタイルフォーム)
《身長:192cm/体重:89kg/パンチ力:5t/キック力:7t/ジャンプ力:一跳び35m/走力:100mを5秒》
ゼロノスの基本形態。
基本カラーは緑。名前の由来は、わし座のアルタイルから。
変身直後、敵に対し『最初に言っておく』、『俺はかーなーり○○○!』と自らの強さについて豪語したりその時の気分を告げたりする。
電仮面は牛の頭のような形状。
電王プラットフォームと同様イマジンの力は使わないが、侑斗自身のオーラをフリーエネルギーに変換しているため、ソードフォームと同等以上の戦闘能力を持つ。
身軽でスピードを活かした戦闘を得意。
デネブを呼び出し共に戦うことも可能。
 仮面ライダーゼロノス ベガフォーム
《身長:199cm/体重:123kg/パンチ力:7t/キック力:10t/ジャンプ力:一跳び25m/走力:100mを9.7秒》
デネブの力をまとった形態。
基本カラーは緑。名前の由来は、こと座のベガから。
変身直後、敵に対し侑斗同様『最初に言っておく』と話すが、後に続く内容がトンチンカンことが多い。
電仮面はドリルのような形状で、尖端から星形に展開して装着。
電王のフォームチェンジと異なり、胸部にデネブの顔の形をした追加装甲が装着された後、実体化したデネブがフリーエネルギーに変換され直接ゼロノスに合体し、デネブの両手・顔・ローブがそれぞれ両肩・胸部・背中に装着される。
アルタイルフォームに比べ機動力は低下するものの、パワーと防御力は上昇する。
両肩に装備されたデネブの五指からは「ゼロノスノヴァ」という光弾を発射できる。

<必殺技>
 「スプレンデッドエンド」
ゼロガッシャー サーベルモードの刃先・オーラサーベルを強化して放つ斬撃。
光の刃を飛ばして離れた敵を攻撃することも可能。
 「グランドストライク」
ゼロガッシャー ボウガンモードから光矢を発射する。
 仮面ライダーゼロノス(ゼロフォーム)
赤いゼロノスカードにより変身する形態。
基本カラーは赤銅色で、外見は色以外アルタイルフォーム。
人格は侑斗のもので、変身直後に言う台詞もアルタイルフォームと同様。
全能力がアルタイルフォームを上回る。
身軽な動きでデネビックバスターを乱射し、敵を強引に押し切る戦法を得意とする。

<戦闘装備一式>
 デネビックバスター
ゼロフォーム専用のマシンガン型武器でデネブがフリーエネルギーに変換されたもの。
基本カラーは金と緑。
デネブの指の銃口が変化した10門のゴルドフィンガーから無数のフリーエネルギーの光弾を発射する。
連射性能には優れる。

<必殺技>
 「バスターノヴァ」
フリーエネルギーをフルチャージし、デネビックバスターから高エネルギーのビームを発射。
 【デンライナー】
「時の列車」と呼ばれる、時間旅行者のための巨大な新幹線型タイムマシンであり装甲列車。
内部ではオーナー、ハナ、モモタロスらが日々の生活を送っている。
製造者、運行目的、行き先は一切不明。
全てを知っているのはオーナーただ一人。
デンライナーは彼の意思によってのみ運行され、電王がデンライナーを操縦できるのもライダーチケット有効期限内のみ。
普段は8両編成で時の狭間の異空間を完全オートマティック走行しているが、ライダーパスを介せば現代に現れることも可能
現実空間にいる者がデンライナーに搭乗する際は、ゾロ目の時間にパスを持って手近なドアを開けることで、異空間への扉を開いて搭乗する。
現実空間にいる時は一般人でもデンライナーの姿を見ることが可能。
なお、レールは自動的に敷設・撤去されていくため、街中・空中等どこでも走行することが可能。
 ゴウカ(業火)
デンライナーの先頭4両を構成する電王ソードフォーム専用の戦闘車両。
ギガンデスとの戦闘時などは後方4両が切り離され、ゴウカ単独で行動する。
最先頭車両(第1車両)にはマシンデンバードが格納されており、任意で射出することが可能。

〈武装〉
 ゴウカノン
第1車両に搭載された4連装の大砲。フリーエネルギーで出来た光弾を放つ。
 ドギーランチャー
第2車両に搭載されたイヌの頭部の型をした武器。
ここから発する超音波でキャッチした敵に、威嚇ミサイル「ドギーバーク」を放つ。
 モンキーボマー
第3車両に搭載された武器。
きびだんご型の近距離用小型重力崩壊爆弾「モンキーボム」を発射する。
 バーディーミサイル
第4車両に搭載されたキジ型のミサイル。
敵を探知・識別して追尾し、デンメタルで出来た翼で切り裂く。
 イスルギ(石動)
電王ロッドフォーム専用の1両編成の戦闘車両。1両編成で単独走行可能。
イマジンとの戦闘時などは単独で走行しているが、ギガンデスとの戦闘時は後方にゴウカを連結し、ゴウカと併用して使用。
レドームという亀型の飛行メカを上部に搭載しており、任意で分離発進させることが可能。
レドームは背中に電王ロッドフォームを乗せることができ、イマジンの追跡にも使用される。
 レッコウ(裂光)
電王アックスフォーム専用の戦闘車両。1両編成で単独走行可能。

〈武装〉
 サイドアックス
車体側面から展開する昆虫の足のような5足の斧。
格闘戦や障害物の粉砕の他、フリーエネルギーの刃を発射することが可能。
フロントアックス
車体前面から展開する巨大な刃。
他の車両を前に連結しているときは使用できない
 イカヅチ(電雷)
電王ガンフォーム専用の戦闘車両。2両編成で単独走行可能。
分離して他の車両をはさむように(レッコウ・イスルギ・ゴウカ)連結すると巨大な龍のような外見となる。
ガンフォームが使用する際は、先頭車両上部の龍の頭の部分にマシンデンバードを接続することで操縦。
戦闘時は龍の口にあたる部分から、強力なフリーエネルギーの破壊光線を発射。
 【ゼロライナー】

蒸気機関車型のタイムマシン。
異なるタイプの車両による2両連結で、デンライナーとは路線が違うため並列走行も可能。
侑斗とデネブのみが滞在。時間移動は運転・運行資格を持つゼロノス=侑斗と共有者のデネブが管理、乗車は2人なら自由に行える。
侑斗やデンライナーのオーナーによれば、とある時間とともに1度消滅しているが、何らかの要因により復元されたことが確認されている。
通常時のゼロライナーは、ドリル・ナギナタの順に連結され走行するが、連結パターンを入れ替えることも可能。
電王による呼び出しやデンライナーとの連結も可能。

 ドリル
通常は1両目を構成する戦闘車両。
モチーフは牛車で、基本カラーは緑色。電仮面はアルタイルフォーム。
バトルモードに変形しなくても、ある程度の戦闘力を有しており、ノーマルモード時は前面についた角とデンライナーレッコウにも劣らない怪力で格闘戦を行う。
牛の頭部が180度回転して展開したバトルモード時は、車両先端の巨大なドリルで障害物を粉砕、地中を掘り進むこともできる。
マシンゼロホーンの格納庫、およびゼロライナー全体の制御車でもある。
 ナギナタ(薙刀)
通常は2両目を構成する戦闘車両。
モチーフは鷹で、基本カラーは黄色。電仮面はベガフォーム。
車体上部から巨大なナギナタのようなプロペラが出現して展開したバトルモード時は、線路の干渉を受けることなく空中を自由に飛行できる。
ゼロライナー ドリルを後ろに連結した場合は巨大なヘリコプターのような外見となる。

 【キングライナー】

未来への分岐点の管理を目的に出現する巨大な新幹線型タイムマシンで、“ターミナル”とも呼ばれる。
複数台存在し、駅長室も数あるキングライナーの中の1両内部に存在。
通常時はボディ各部を展開させたステーションモードとして数台が分岐点付近に設置され、時の列車を格納する専用の駅としても機能するほかに、時の分岐点の監視も行う。
新たな時の分岐点が出現した場合などは、駅長の指示で列車型のライナーモードへと移行、3本ものデンレールによって稼動する巨大な時の列車となる。
デンライナーをはるかに凌ぐ驚異的な駆動力を誇り、フルスピードで稼動していてもステーションモード時のキングファイアをフルブレーキとして使用することで急停止も可能。
走行中にステーションモードへと移行することで、時の列車を走行中でもスムーズに格納することが可能。
前部・横部に装備されたキングランチャーやキングファイアからフリーエネルギーの光弾やビームを発射する。