仮面ライダーの歴史 仮面ライダー響鬼 ライダー編

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 【鬼:音撃戦士】
童子・姫や魔化魍と直接対決する戦士。
特殊な音波を発する道具を用いることによって異形の戦士と化し、人間をはるかに超える超人的な能力を発揮して戦う。"音撃武器"と称される道具を携行し、この道具から発せられる「清めの音」である音撃によって魔化魍を退治する。一人前の鬼として認められると、鬼の名前を与えられ、以後猛士メンバーからは、本名の代わりにその通称で呼ばれるようになる。全ての鬼は変身時、変身ガジェットを額に翳(かざ)すというプロセスをとる。 その際、変身後その部位にあるものと同形の鬼面が浮かびあがる。額に鬼面が浮かんだ直後、音撃戦士は一旦それぞれの持つ属性の気を身体に纏う。属性の気はそれだけでも破壊力を持ち、これを利用し、変身中に魔化魍にアタックを掛けることでダメージを負わせる。変身後肉体能力は常人の数倍から十数倍にまで向上する。 肉体の回復力も同様で、少々の傷ならば気合を入れることで治癒することが可能であり、気力の続く限り活動し続けることができる。 ただし、内臓や脊髄など、中枢部位を損傷・破壊された場合はこの限りではない。鬼への変化の解除は自らの意識で行なうことが可能で、戦闘終了後には頭部のみ変化を解除していることが多い(変身の部分解除には修行が必要らしい)。 意識を保っていられなくなると強制的に変化が解除されて全裸になってしまい、あきらやトドロキ及びザンキがこのような状態に遭っている。
また、関東支部には11人の鬼が存在するが、6人しか確認できなかった。OPにおいて1シンーンだけ11人全員が確認がとれる。非常に残念なことである。
鬼は基本的に3タイプあり、内容は以下のとおりである。

《太鼓の音撃戦士》
「音撃棒」と称する撥を用いて戦う。 腰部に着装されている「音撃鼓」と呼称するガジェットを魔化魍に付着させこれを太鼓に見立て「音撃棒」で叩き、「清めの音」を体表から叩き込む方法で退治する。 付着した音撃鼓は対象のサイズにより直径が変化する。 常に接近戦に持ち込む必要があるためリスクが大きく、おおよそどの魔化魍に対しても大きな効果が期待できる、音撃の中でも最もオーソドックスなタイプである。ただし、太鼓が音撃前に消滅する危険や、種類によっては一回の音撃で太鼓が消滅してしまうので場合によっては複数の魔化魍を相手にするのは他の二種に比べかなり不利とも言える。 また、夏に出現する魔化魍には、太鼓による音撃しか効果がない(攻撃を受けると分裂・増殖する)種類もあるため、他の音撃武器を使用する戦士であっても夏場は太鼓と撥を携行している。


〔共通の武装〕
 変身音叉
鬼に変身する為の道具。音叉の先端を何かに打ち付けて特殊音波を発生させ額に翳し、所持属性の気に包まれた後変身する。また、ディスクアニマルの起動や、ディスクアニマルが収集した映像や音の再生にも使われる。

 音撃鼓

音撃を叩き込む際使用する太鼓。音撃鼓の脇についているつまみで音撃展開時の大きさを調節できる。TDB(takesi data bank)にデータのある魔化魍は既に展開時の大きさは登録済みだが、新種やイレギュラーの場合は手動で調節する。

 音撃棒

太鼓の鬼の主武器。「撥」として使うほか、格闘戦でも打撃武器として用いる。撥の先端(阿吽の鬼の頭)は、精錬された鬼石でできている。また柄の部分は霊木が使用されている。


《管の音撃戦士》
「音撃管」と称される銃器を用いて戦う。 腰部に装着されている「音撃鳴」を「音撃管」に装着して「清めの音」を発し、 「音撃管」の銃撃モードの段階で予め魔化魍に撃ち込んでおいた「鬼石」の力を増幅させることで退治する。
魔化魍から離れて清めの音を送り込めるので、接近戦に持ち込むことが難しい飛行する魔化魍には特に有効。 また複数の魔化魍を一度に倒すことができ、他のタイプの音撃戦士に比べて被るリスクも少なくて済む。 ただし音撃の威力は他の二種に比べやや弱く、また鬼石を撃ちつくすと音撃が出来ないという大きな弱点がある
管の戦士は風属性を持つものがほとんど。

〔共通の武装〕
 変身鬼笛
鬼面のついたホイッスルのような笛で、音は篳篥のそれに近い。折りたたまれた角を起こした状態で吹き、額に翳すことで変身する。また、ディスクアニマルの制御や、ディスクアニマルの収集した音の再生にも使用する。

 音撃鳴

展開して音撃管に装着。音撃モード時に音撃管のアサガオ部分となる。

 音撃管

管楽器の形を模した銃撃武器。トランペット型。銃撃モード時は圧縮空気弾を3ポイントバーストで射出することで魔化魍を牽制、弱らせたところで鬼石の実弾を叩き込み、音撃モードに移行、体内の鬼石に清音を共鳴させることで対象を滅ぼす。


《弦の音撃戦士》
「弦使い」・「剣の人」とも呼ばれ、「音撃弦」と称される弦の付いた刃物を用いて戦う。 魔化魍に突き刺した「音撃弦」に腰部に着装されている「音撃震」を装着して爪弾くことで「清めの音」を発し、魔化魍の内部に浸透させることで退治する。固い殻を持っていたり、針に覆われていたりといった特殊な表皮を持つ魔化魍に特に有効。 朱鬼と音撃弦・鬼太樂のように奏でることで清めの音を放つ用い方をする者もいる。 弦使いの特徴として、利き手の親指に弦を引くためのピック状の突起をもつ。


〔共通の武装〕
 変身鬼弦
鬼に変身する為の道具。リストバンドの形をしており、手首にはめて使用する。取り付けられている鎖を引くことで鬼の顔を模したカバーがスライドし、小さな弦が現れ、この弦を爪弾いて変身音波を発生させた状態で変身鬼弦を額の前にかざすことで変身する。また、ディスクアニマルの起動や収集したデータの再生にも使われる。

 音撃震

音撃時に清音を奏でるためのパーツ。音撃斬の心臓部ともいえる。枕型の板に四本の弦が張られている。弦の色と板の色は所持するものによりさまざまである。

音撃弦

管と同じくと2つのモードがある。弦を剣のように振り回して白兵戦闘を行う剣撃モード。この戦闘スタイルが「剣の人」と呼ばれる所以である。剣以外の型として朱鬼の音撃弦である鬼太樂のようなハープ型も存在した模様。魔化魍に剣の切っ先を突き刺し音撃震を装着するとボディ部が展開、ギターのような形になる。この状態で音撃震を爪弾くと切っ先の基部にある鬼石に共鳴して清めの音を発生、魔化魍体内に送り込む。同系の武器として、最新技術の粋を凝らした「音撃真弦」がある。斬鬼・轟鬼が使用。


 響鬼(ヒビキ)
【身の丈/7尺3寸(約2.22m)・目方/41貫(約156kg)・強力/600人力(約6トンのものを持ち上げる。)・早がけ/360尺(100m)を3秒で走る。・飛跳力/約41間(75m)・打撃力/5333貫(約20t)】
ヒビキが「変身音叉・音角」を用いて変化した戦闘形態。 使用する「音撃鼓・火炎鼓」による音撃での接近戦が得意。炎属性を持つ。

 <戦闘装備一式>
 変身音叉 音角(ヘンシンオンサ オンカク)
ヒビキが響鬼に変化する際に用いる道具。ディスクアニマルの起動などにも用いられる。

 音撃棒 烈火(オンゲキボウ レッカ)

敵との闘いで響鬼が使用する音撃武器。「烈火・阿」「烈火・吽」の2本は腰の後に装備される。

 音撃鼓 火炎鼓(オンゲキコ カエンツヅミ)

音撃棒烈火と組み合わせて使用。清めの音を発生させ「魔化魍」の体内に送り込む働きをする。装備帯のバックル部分に収納されている。

 音撃鼓・爆裂火炎鼓(オンゲキコ バクレツカエンツヅミ)
火炎鼓の改良型。清めの音を送り込む力が従来の物より強化されている。灼熱真紅の型を頻繁に使用するようになり、その際の肉体的負担を軽減するためみどりが考案・開発した。

 <移動装備一式>
 不知火(シラヌイ)
ヒビキが魔化魍退治の際に主に使用する四輪駆動車。ホンダ・エレメントがベース。

 凱火(ガイカ)

バイクの腕前を鍛え直したヒビキに、吉野の猛士本部から新たに与えられた専用バイク。ホンダ・ワルキューレルーンがベース。特別遊撃班としてサポーターを伴わない単独移動を想定して支給されたもの。


 <必殺技>
 鬼法術・鬼火(キホウジュツ・オニビ)
口を開き、敵めがけて高熱火炎を噴く技。妖姫や怪童子を一瞬で燃やし尽くす。

 鬼闘術・鬼爪(キトウジュツ・オニヅメ)

 

 鬼棒術・烈火弾(キボウジュツ・レッカダン)

 

 鬼棒術・烈火剣(キボウジュツ・レッカケン)
 
 音撃打・火炎連打(オンゲキダ・カエンレンダ)
 
 音撃打・一気火勢の型(オンゲキダ・イッキカセイノカタ)
 
 音撃打・豪火連舞の型(オンゲキダ・ゴウカレンブノカタ)
 音撃打・猛火怒涛の型(オンゲキダ・モウカドトウノカタ)
 音撃打・爆裂強打の型(オンゲキダ・バクレツキョウダノカタ)
 音撃打・灼熱真紅の型(オンゲキダ・シャクネツシンクノカタ)〕音撃鼓・爆裂火炎鼓
 響鬼紅(ヒビキクレナイ)
【身の丈/7尺3寸(約2.22m)・目方/41貫(約156kg)・強力/700人力(約7トンのものを持ち上げる。)・早がけ/360尺(100m)を2秒で走る。・飛跳力/約49.5間(90m)・打撃力/8000貫(約30t)】
夏に大量発生する魔化魍への対策として、己の肉体を更に鍛え上げ、炎の力を昇華した一時間限りの形態。響鬼紅時には音撃棒による打撃がそのまま炎の音撃鼓の形を成し、魔化魍を倒す。

 <必殺技>
 音撃打・灼熱真紅の型(オンゲキダ・シャクネツシンクノカタ)〕
 
 装甲響鬼(アームドヒビキ)
【身の丈/7尺7寸(約2.33m)・目方/44.8貫(約168kg)・強力/800人力(約8トンのものを持ち上げる。)・早がけ/360尺(100m)を1秒で走る。・飛跳力/約55間(100m)・打撃力/10666貫(約40t)】
吉野の技術部開発局長、小暮がもたらした装甲声刃によって装甲響鬼(アームドひびき)に強化できるようになった形態。 装甲声刃が放つ波動によって響鬼の全身が強化され、またディスクアニマルが鎧と化して装着されることで攻撃力・防御力ともに全国の鬼から突出した能力を誇るようになる。

 <戦闘装備一式>
 音撃増幅剣・装甲声刃(オンゲキゾウフクケン・アームドセイバー)
小暮耕之助が開発した剣型の音撃武器。自らの声を装甲声刃で増幅させ、清めの音にすることができる。

 <必殺技>
 音撃刃・鬼神覚声(オンゲキハ・キシンカクセイ)
装甲響鬼の声を装甲声刃によって増幅し、音撃波として敵にぶつける技。あらゆるタイプの魔化魍に効果を発揮する。
 威吹鬼(イブキ)
【身の丈/6尺9寸(約2.1m) 目方/37.3貫(約140kg) 強力/500人力(約5トンのものを持ち上げる。) 早がけ/360尺(100m)を2.5秒で走る。 飛跳力/約44間(80m) 打撃力/4000貫(約15t)】
猛士関東支部メンバーの一人であるイブキが「変身鬼笛・音笛」を用いて変化した戦闘形態。風属性を持っている。強力な音撃での遠距離攻撃が得意

 <戦闘装備一式>
 変身鬼笛 音笛(ヘンシンオニブエ オンテキ)
イブキが威吹鬼に変化する際に用いる道具。笛を吹いて顔にかざすと変身できる。ディスクアニマルの起動などにも用いられる。

 音撃管 烈風(オンゲキカン レップウ)

敵との闘いで威吹鬼が使用する音撃武器。
・銃撃モード:空気弾、「鬼石」という弾丸を撃つ。
・音撃モード:烈風の前部に変形させた鳴風を合体させた形態。

 音撃鳴 鳴風(オンゲキメイ ナルカゼ)

音撃波「疾風一閃」を決めるときに音撃管烈風と組み合わせて使用。装備帯のバックル部分に収納されている。


 < 移動装備一式 >
 竜巻
イブキの愛車(大型バイク)。ホンダ・シャドウ750CCがベース。後部座席にはあきらを乗せて移動する。

 <必殺技>
 鬼闘術・鬼爪(キトウジュツ・オニヅメ)
 

 鬼闘術・旋風刃(キトウジュツ・センプウジン)

 

 音撃射・疾風一閃(オンゲキシャ・シップウイッセン)

音撃管・烈風の銃撃モードで敵の体に鬼石という弾丸を打ち込み、そこに、烈風・音撃モードで強力音撃をあびせる。敵の体に打ち込んだ鬼石めがけて音撃を浴びせ、鬼石を振動させて倒す。

 轟鬼(トドロキ)
【身の丈/7尺(約2.12m) 目方/42貫(約157kg) 強力/650人力(約6.5トンのものを持ち上げる。) 早がけ/360尺(100m)を5秒で走る。 飛跳力/約38間(69m) 打撃力/8000貫(約30t)】
猛士関東支部メンバーの一人であるトドロキが「変身鬼弦・音錠」を用いて変化した戦闘形態。 雷属性を持っている。斬鬼の引退を受け「鬼」となった。 「斬鬼」の名前を引き継ぐように言われたが、師匠の存在を重んじて「斬鬼は斬鬼である」とし、別の名前を望んだ結果、斬鬼が「戸田山の"と"を取って」と命名。

 < 戦闘装備一式 >
 変身鬼弦 音錠(ヘンシンキゲン オンジョウ)
トドロキが鬼に変身する為の道具。

 音撃震 雷轟(オンゲキシン ライゴウ)

当初は斬鬼が所有していたため、金色の弦が張られていた。轟鬼が受け継いだことにより、赤い弦が張られるようになった。
失恋のショックで整備を怠り、必殺の一撃のタイミングで弦を切ってしまうというライダー史上珍事のをおこす。

 音撃弦 烈雷(オンゲキザン レツライ)

改修を繰り返し代々受け継がれてきた稀代の名器。技とともに斬鬼より受け継いだ。雷轟と同様、所有者の変更に合わせて弦の色が金色から赤に変更された。


 < 移動装備一式 >
 雷神
ヒビキの不知火と同じ車種(ホンダ・エレメントがベース)の四輪駆動車であるが、色が斬鬼のシンボルカラーであった緑色になっている。

 <必殺技>
 鬼闘術・雷撃拳(キトウジュツ・ライゲキケン)
トドロキが鬼に変身する為の道具。

 音撃斬・雷電激震(オンゲキザン ライデンゲキシン)

雷電激震は斬鬼より受け継いだ業。師弟では発動方法に違いがあり、師の斬鬼は弦を一気に(一回)弾くことで、弟子の轟鬼は弦を掻き鳴らすことで発動する。

 斬鬼(ザンキ)
【身の丈/6尺9寸(約2.10m) 目方/43貫(約161kg)】
呼称はザンキ。猛士関東支部における11人の「鬼」の一人であったが、右脚の負傷をきっかけに能力の限界を感じ、弟子であるトドロキの独立とともに鬼を引退。 引退後はトドロキのサポーターとして行動を共にする。鬼としては雷属性を持っている。 代々受け継がれてきた稀代の音撃武器「烈雷」を手に数多の魔化魍を倒してきたその技は響鬼以上のものを持っており、関東最高の弦使いの呼び名も高かった。 医者からは再び鬼の姿になることを強く制止されていたが、裁鬼を襲撃し轟鬼の音枷を強奪した朱鬼を制止するため、 鬼として現役に復帰所属申請しノツゴに襲われたあきらを救うために新たな音撃武器・烈斬を携え再び変身した。 この戦いが原因で胸の古傷が悪化してしまった。 その後も響鬼、威吹鬼のピンチを受け死の危険をも覚悟して再び変身。 血を吐く程にまで症状は悪化し、遂に戦死する。 しかし負傷した轟鬼が心配なあまり、禁呪「反魂の術(はんこんのじゅつ)」の使用により延命。轟鬼の奇跡の復活とともに新たな決意を受け成仏。文字通り鬼籍に入った。

 < 戦闘装備一式 >
 変身鬼弦 音枷(ヘンシンオンゲキ オンカ)
ザンキが鬼に変身する為に使う道具。

 音撃震 斬撤(オンゲキシン ザンテツ)

 

 音撃真弦 烈斬(オンゲキシンゲン レツザン)

烈雷との主な違いは、切っ先部分がチェーン・ソウ状になっている点。魔化魍の装甲を破りやすくなっている。


 <必殺技>
 鬼闘術・雷撃拳(キトウジュツ・ライゲキケン)
 

 音撃斬・雷電斬震(オンゲキザン・ライデンザンシン)

 


 弾鬼(ダンキ)
【身の丈/6尺9寸(約2.10m) 目方/39貫(約146kg)】
呼称はダンキで年齢26歳。
猛士関東支部における11人の「鬼」の一人で、石の属性を持つ。 性格は短気かつ大雑把で、パソコンをはじめとしたIT機器の扱いは苦手。
素顔を見せている数少ない鬼の一人で、たちばなにも時々やって来る。
小暮の新武器アームドセイバーの実験台にされた結果変身不能になってしまい、同じく被害にあった親友・勝鬼と共に「たちばな」に相談に訪れるが 文句の内容は全て小暮に筒抜けで、結局は二人揃って尻を滅多打ちにされた。アームドセイバー使用から一ヵ月後に変身能力を取り戻す。

 < 戦闘装備一式 >
 音撃鼓 御影盤(オンゲキコ ミカゲバン)
 

 音撃棒 那智黒(オンゲキボウ ナチグロ)

 


 <必殺技>
 音撃打 破砕細石(オンゲキダ ハサイサザレイシ)
 
 裁鬼(サバキ)
【身の丈/7尺3寸(約2.21m) 目方/44貫(約165kg)】
呼称はサバキで年齢37歳。
猛士関東支部における11人の「鬼」の一人である。 現在の関東における最年長の鬼らしく、太鼓・管の武器にも精通する実力派だが、高年齢や無理なスケジュールが祟って苦戦することが多い。 石割という名のサポーターがおり、彼に助けられる事も多い。
斬鬼とは関東最高の弦使いを競う良きライバルでもある。房総のバケガニに敗れて入院した斬鬼の分をフォローすべく連戦してきたために過労がたたって足尾のヤマアラシに敗退、斬鬼と入れ替わりで入院することになる。退院後すぐに秩父のカッパ退治に当たり、童子と姫は倒すもののカッパに敗退。カッパの硬化弾に両腕を封じられたことが原因。その後もノツゴとの戦闘直後で疲労した所に鬼の鎧をまとった朱鬼の強襲を受け、打ち倒されてしまうなど、運の悪さなどもあるが連敗続きとライダー史上稀なキャラクターと言ってもいい。

 < 戦闘装備一式 >
 音撃震 極楽(オンゲキシン ゴクラク)
 

 音撃弦 閻魔(オンゲキゲン エンマ)

 


 <必殺技>
 鬼闘術・鬼爪(キトウジュツ・オニヅメ)
 

 音撃斬・閻魔裁き(オンゲキザン・エンマサバキ)

 


 鋭鬼(エイキ)
【身の丈/5尺6寸(約1.70m) 目方/35貫(約140kg)】
呼称はエイキで、猛士関東支部における11人の「鬼」の一人。 弟子やサポーターは持たず単独で行動し、小柄ながら俊敏さと勇猛さで戦う。 ただし、駄洒落好きな性格で周りを閉口させる事が多かったらしい。
撥に使われている半透明白の鬼石は彼専用の特殊な物を使用。 最後まで素顔を見せる事は無かった。

 < 戦闘装備一式 >
 音撃鼓 白緑(オンゲキコ ハクリョウ)
 

 音撃棒 緑勝(オンゲキボウ ロクショウ)

 


 <必殺技>
 音撃打・必殺必中(オンゲキダ・ヒッサツヒッチュウ)
 

 京介変身体
【身の丈/5尺9寸(約1.8m) 目方/27貫(約101.2kg)】
ヒビキの弟子となった桐矢京介が1年間の修業を経て鬼に変身した姿。響鬼似た姿をしているが、角が4本あるのが特徴。まだ免許皆伝には至っていないため、コードネームや専用武器は持っていない。

 < 戦闘装備一式 >
 
 

 <必殺技>
 
 

 朱鬼(シュキ)(破門者)
【身の丈/5尺6寸(約1.7m) 目方/34貫(約127.5kg)】
女性の鬼で斬鬼の元師匠であり、呼称はシュキ。 魔化魍ノツゴに肉親を殺された事が鬼になったきっかけでその戦いは憎しみを力の支えとするものであり、かつて斬鬼を巻き添えにノツゴを攻撃した事により猛士を追放されていた。 見た目の素顔はヒビキ達と同年代のように見えたが、実際は相当な老齢であり、呪術で若いままの姿を保っていた。 その呪術によって花を式神に変える能力を持っており、斬鬼にも返魂の術をはじめとした術の一端を授けていた。
ハープ形の音撃武器・鬼太樂(きたら)を使う。 鬼太樂は虚空から呪術によって召喚する他に類を見ない珍しいケースの武器でもある。
猛士追放後は華道教室を開いて生活していたが、ノツゴの出現を察知し、吉野に保管されていた「鬼の鎧」を強奪、変身鬼弦を狙って同じ弦の使い手である裁鬼を襲った。 ザンキたちの介入により裁鬼の変身鬼弦を奪うことは失敗したが、後に轟鬼の音錠を奪って鬼への変身を果たす。 「鬼祓い」と呼ばれる吉野からの粛清処分も覚悟の上で、ノツゴへの憎しみがなおも彼女を動かしていたのである。 一方、スーパー童子達やノツゴに戦いを挑んで川に落下したあきらを救う。
最期は自分ごとノツゴの口に鬼太樂で攻撃したことが致命傷となる。 息を引き取る間際のシュキは「死に顔を誰にも見られたくない」とザンキに頼み、ザンキは彼女の体を隠す位にたくさんの花を捧げていく。 その花の下でシュキの亡骸は年相応に老いたものに変わっていく。

 音撃弦・鬼太樂(オンゲキゲン・キタラ)
 

 鬼の鎧

吉野で保管されていた猛士の古い武具。人間が着用すると鬼に近い能力を発揮でき、鬼の人数が足りない時代に用いられたと伝えられる。朱鬼が強奪し用いたが、ザンキのコガネオオカミに破壊される。


 <必殺技>
音撃奏・震天動地(オンゲキソウ・シンテンドウチ)
 


 【ディスクアニマル】
吉野の本部で開発された鬼が使うサポートツールで、動物の魂を用いた音式神(オンシキガミ)。 元は折り紙状に変形する紙製の式神だったが、 現在では動物の姿に変形するコンパクトディスクのような銀色の円盤となっている。 また、猛士から破門されてディスクアニマルを入手できなくなった朱鬼は花びらを炎に変化させる式神を使用していた。恐らくこれが原型だと考えられる。
大量にケースに入れた状態で移動車両に積み込まれているが、それとは別に起動前の状態のものが鬼の腰に何枚かぶら下がっており、非番のときも含めて常に携帯している。
変身道具から発する音に共鳴することによって起動し、動物の姿を模した形に変形・活動する。 変身道具があれば鬼以外の者でも使用することが可能で、それぞれが録音・録画機能を持ち、敵の探索や情報収集に活躍する。
基本的に猛士の活動は一般には知られていない(隠密行動が基本な)ため、街中などでディスクアニマルを使用する場合、変身道具での指示によりその姿を透明にする事も可能。

 茜鷹(アカネタカ)
赤い円盤から鷹型に変形する鷹の魂を用いた音式神。飛行能力があり汎用性が高い。空中からの偵察任務を主として行なう。鋭いカッターの翼で敵を攻撃することもできる。また、響鬼が円盤型手裏剣として投げることもできる。ボディを軽くするためにエネルギー蓄積の容量が抑えられていて、飛行時はエネルギーの消費が激しいため、使用稼動時間と録音時間が短いのが弱点。
【別名/音式神・鷹型 ディスク時/直径125mm アニマル時/全高115mm、翼長230mm 重さ/41g 最大飛行速度/時速240km 連続稼動時間/51時間 最大録音可能容量/46時間分】

 瑠璃狼(ルリオオカミ)

青い円盤から狼型に変形する狼の魂を用いた音式神。どんな荒地や草むら、岩場をもものともせずに陸上では最も有効に使用できるタイプで、敵の探索を行う。稼動時間と録音時間が長く、耐久性にすぐれている。敵に口の鋭い牙で噛み付くのが必殺技。
【別名/音式神・狼型 ディスク時/直径125mm アニマル時/全高90mm、全長160mm 重さ/50g 最大走行速度/時速99km 連続稼動時間/132時間 最大録音可能容量/120時間分】

 緑大猿(リョクオオザル)

緑の円盤から変形する猿の魂を用いた音式神。画像を録画する機能を持ち、他のディスクアニマルとは異なる。他のタイプより知能がやや高く、力も強いため、被害者の保護や護衛にも使われる。強力なパンチが必殺技。
【別名/音式神・大猿型 ディスク時/直径125mm アニマル時/全高115mm、全長950mm 重さ/60g 最大走行速度/時速60km 連続稼動時間/90時間 最大録音可能容量/20時間分】

 《黄蘗蟹(キハダガニ)》
黄色い円盤から蟹型に変形する蟹の魂を用いた音式神。主に水に潜む魔化魍を探し出す際に用いられる水中行動、水中録音が可能なタイプ。腕の大きなハサミは、物を掴むマニュピレーターとしてもハサミとしても、また回転させることでドリルとしても使用可能で、ハサミとしては鋼鉄のケーブルを切断、ドリルにすればコンクリートの壁をも貫くことができる。ボディは突然の落石や、急流にのまれて川石にぶつかった際でも大丈夫なよう、非常に頑丈な設計構造になっているが、歩行速度が遅いことが弱点。そのため、ベースキャンプからではなく、使用の際には川や沼に直接放たれることが多い。響鬼専用のディスクアニマル。つい最近、旧式から最新型にモデルチェンジしたばかり。
【別名/音式神・蟹型 ディスク時/直径125mm アニマル時/全高40mm、全長50mm 重さ/65g 最大走行速度/陸上・時速40km、水中・16ノット 連続稼動時間/120時間 最大録音可能容量/115時間分】
 《鈍色蛇(ニビイロヘビ)》
灰色の円盤から蛇型に変形する。陸上行動はもちろん、水中行動、水中録音が可能なタイプ。同じ水陸両用のキハダガニよりスピードに優れる。長い身体を敵にまきつけ、締め上げる攻撃が得意。また道具として手錠や鞭のように使うことも可能。ボディはしなやかで、柔軟性に優れるが、特殊な形状のボディであるため、音を記録する容量が他のディスクアニマルに比べてやや劣るのが弱点。長い身体を生かして鍾乳洞の岩の隙間のようなところへも入り、魔化魍を探すこともできる。イブキ専用のディスクアニマル。
【別名/音式神・蛇型 ディスク時/直径125mm アニマル時/全高150mm、全長700mm 重さ/50g 最大走行速度/陸上時速60km 水中20ノット 連続稼動時間/120時間 最大録音可能容量/90時間分】
 《黄赤獅子(キアカシシ)》
黄色い円盤から獅子型に変形する。瑠璃狼の後継機で、速度、稼動時間などが強化され、また、録画機能も付加されている。瑠璃狼は主に荒地、草むら、岩場などを得意としていたが、黄赤獅子はそれらに加えて木の上に登ったり、浅い川にもぐったりすることも可能で、行動可能範囲の多様性が特徴となっている。順次、瑠璃狼との機種交換が行われている最中で、鬼によっては瑠璃狼と併用して使う者もいる。口の鋭い牙が武器。タテガミの部分に増幅機がついたので、噛みつく力も瑠璃狼をしのぐ。
【別名/音式神 獅子型 ディスク時/直径125mm アニマル時/全高85mm、全長150mm 重さ/50g 最大走行速度/時速123km 連続稼働時間/150時間 最大録音、録画可能容量/140時間分】
 《浅葱鷲(アサギワシ)》
青い円盤から鷲型に変形する。茜鷹と同じ飛行タイプで、茜鷹の後継機として開発された新型。茜鷹に較べて重量は増えているが、飛行速度、連続稼働時間などは強化され、録音に加えて録画も可能となっている。順次、茜鷹との機種交換が行われている最中で、鬼によっては茜鷹と併用して使う者もいる。
翼が鋭いカッターになっており、これで敵を攻撃。また、鬼が円盤型手裏剣として投げることも可能。茜鷹よりも高い知能を持っており、集団でフォーメーションを組んで敵を攻撃することもできる。
【別名/音式神 鷲型 ディスク時/直径125mm アニマル時/全高115mm、翼長230mm 重さ/51g 最大飛行速度/時速290km 連続稼働時間/66時間 最大録音、録画可能容量/60時間分】
 《青磁蛙(セイジガエル)》
青磁色の円盤から蛙型に変形する蛙の魂を用いた音式神。陸上行動はもちろん、水中行動、水中録音が可能なタイプ。ジャンプ力に優れる。もともとはザンキの専用機種であったが、トドロキが引き継ぎ使用している。
【別名/音式神 蛙型 ディスク時/直径125mm アニマル時/全高90mm、全長120mm 重さ/42g 最大走行速度/陸上時速55km  水中23ノット 連続稼働時間/132時間 最大録音可能容量/120時間分】
 《黄金狼(コガネオオカミ)》
黄金の円盤から狼型に変形する狼の魂を用いた音式神。復帰したザンキのためにみどりが送った新型のディスクアニマル。吉野の最新技術によって鎧に変形する機能を持ち、ザンキの古傷である右膝をサポートする強化外骨格(鎧)に変化することができる。

 【アームドディスクアニマル】
響鬼が使用する装甲声刃の波動によって、強化されたディスクアニマル。 装甲響鬼へと変化する際に変形し、またどこからか多数のディスクアニマルがあらわれ「装甲」として響鬼と一体化する。

 《鋼鷹(ハガネタカ)》
赤金(アカガネ)色のディスクから鷹型に変形。アームドセイバーの波動により、茜鷹の霊的な力が強化された姿。飛行速度が飛躍的にパワーアップし、体色も変化した。主にアームドヒビキの運動能力(スピード)を強化する機能を持つ。
【別名/音式神 鷹型 ディスク時/直径125mm アニマル時/全高115mm、翼長230mm 重さ/41g 最大飛行速度/時速480km 連続稼働時間/51時間 最大録音・録画可能容量/46時間分

 兜大猿(カブトオオザル)》

赤金(アカガネ)色のディスクから大猿型に変形。アームドセイバーの波動により、緑大猿の霊的な力が強化された姿。走行速度と腕力が強化されており、小型車を軽々と持ち上げるパワーを持つ。主にアームドヒビキの腕力や脚力を強化する機能を持つ。
【別名 音式神 大猿型 ディスク時/直径125mm アニマル時/全高115mm、全長95mm 重さ/60g 最大走行速度/時速120km 連続稼働時間/90時間 最大録画可能容量/20時間分

 《鎧蟹(ヨロイガニ)》

赤金(アカガネ)色のディスクから左のハサミが大きい形の蟹型に変形(黄蘗蟹とは左右が反転している)。アームドセイバーの波動により、黄蘗蟹の霊的な力が強化された姿。移動速度と装甲が強化されており、戦車の砲撃を受けてもビクともしない装甲を誇る。主にアームドヒビキの装甲を強化する機能を持つ。
【別名 音式神 蟹型 ディスク時/直径125mm アニマル時/全高40mm、全長50mm 重さ/65g 最大走行速度/陸上時速80km 水中32ノット 連続稼働時間/120時間 最大録音可能容量/115時間分