【魔化魍】(まかもう) |
童子と姫によって育てられる物の怪(日本に古来より伝えられる妖怪や未確認生物など)。
かつては自然発生する個体もいたとされるが、自然環境の破壊でその割合は激減している。 主な特徴としては童子と姫が餌(人間)を捕獲し与える幼生期を過ごし、成体期では数メートルの巨大な体躯に成長する。 また、夏のみに出現する個体は人間大の大きさである代わりに特殊な能力を持っていたり、数多く分裂・増殖する能力を持つ
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謎の男女 |
タキシードとドレスに身を包んだ洋館の男女と瓜二つの男女。最終話で洋館の男女にエサを与えていることから本当の黒幕と言える。服装から推察するに世界をまたにかけて行動しているものと思われる。 |
洋館の男女 |
現代において魔化魍を束ねる「童子・姫」を操る謎の存在。明治時代の頃の和服に身を包んでいる。
様々な実験を繰り返し、童子・姫や魔化魍に新しい能力を与える。また、その風貌は「童子・姫」と告示している。
定期的に「謎の男女」の与える餌を摂取しなければ、「洋館の男女」も死に至る事になると思われる。 |
童子・姫 |
魔化魍の親として、魔化魍を育てるため、餌として人間を襲う。鬼との戦闘の際には、怪童子、妖姫に変身する。 |
武者童子・鎧姫: |
実験により生み出されたとされる「怪童子」と「妖姫」の強化形態。槍や剣で武装し、通常よりも攻撃力・防御力が上昇している。ただし、時間の制約がある。 |
乱れ童子 |
実験により生み出された「童子」の変異体。強力な攻撃力を持っていたが、失敗作の様で敵・味方の区別無く襲い掛かる様になってしまった。 |
黒クグツ |
不思議な杖と怪しげな液体を使い、巨大魔化魍を作る能力を持つ男女であったが、スーパー童子・姫の誕生により「不要」となった為に「整理」されてしまった。 |
白クグツ |
夏に現れ、銀の杖と液体で等身大魔化魍を生み出す男のクグツであったのだが、スーパー童子・姫の誕生により「不要」となった為に「整理」されてしまった。 |
スーパー童子・スーパー姫 |
実験により生み出された新しい種類の童子と姫で、あらゆる種類の魔化魍を育てられるばかりか、鬼とも互角に戦える程の戦闘能力を持つ。
その為にもはや不要となった「クグツ」を全て排除していった。しかし、オロチ現象発生は洋館の男女の望む事では無かった想定外の出来事であり、鬼を襲っていた彼らに「鬼を護れ」と命令を変更した事がきっかけで、かねてより自らの存在意義を見出せず苦悶していた彼らは徐々に自我を持ち、命令を受け付けなくなっていった。
結局、「洋館の男女」の与える餌を摂取することが出来なくなり死に至る。 |