【ファンガイア】

人間の姿を借り、人間の生命エネルギー：ライフエナジーを糧として生きるモンスター。 それぞれが固有の真名を持つが、通常は「ファンガイア」と呼称されている。 通常は普通に人間社会に溶け込んで生活している。 恋愛関係に至るファンガイアもいるが、ファンガイアにとって最大級の禁忌であり、人間と結ばれたファンガイアには制裁が下される。 ファンガイア自体は数あるモンスターの種族の一種で、「キバット族」「ウルフェン族」などさまざまな種族が存在する。

チェックメイトフォー

ファンガイアの中トップクラスの実力を持つ者たちの名称。 名前の由来はチェスによる詰め「チェックメイト」から。 彼らに秘められた力は先天的なもので、死亡しても転生し引き継がれる。

ルーク

チェックメイトフォーの『ルーク』の名と称号を持つ。 右手の甲にチェスのルークにバラを飾った紋章の刻印がある。 過去編では自分で設定したルールと制限時間に従って人間を襲い、条件を達成すれば自分への褒美を与え、失敗すれば自分への罰を与える「タイムプレイ」を延々と行っている。 ゆりの母親：麻生茜や、ガルルを除くウルフェン族を全て殺害した張本人。 理由は不明だが、現代編にてでは記憶を失った状態になり渡に引き取られた時期もある。 その後、記憶を取り戻しチェックメイトフォーとしての活動を再開する。 《ライオンファンガイア》 ルークの本来の姿で、ライオン型のファンガイア。 次元が違う実力を持ち、ガルルとイクサを同時でも相手にならない。 死んだファンガイアのオーラを集めてサバトとして召喚する能力を持つ。

ビショップ

チェックメイトフォーの『ビショップ』の名と称号を持つ。 黒いロングコートを着用する、長身痩躯・眼鏡の男性。 左手の甲にチェスのビショップにバラを飾った紋章の刻印がある。 クイーンの補佐役を務める。 策略家であり、冷酷非情な性格。 現代編では、新たなる『キング』を迎え入れる下準備と、クイーンの覚醒を画策。

真夜（ﾏﾔ）

過去編においてチェックメイトフォーの『クイーン』の名と称号を持つ女性。 「人間と結ばれてはならない」というファンガイアの掟を破る者を抹殺する使命を持つ。 左掌にチェスのクイーンにバラを飾った紋章の刻印がある。 人間と愛情について興味を抱いており、それを知るために音也に接触する。

鈴木　深央（ｽｽﾞｷ　ﾐｵ）

現代編においてチェックメイトフォーの『クイーン』の称号を受け継いだ少女。 極端に人見知りをする性格。 渡とは互いに惹かれあう。 ビショップの接触により自分の正体と使命を知ることとなる。 一時は拒絶したものの、渡を襲うスパイダーファンガイアへの憎悪からクイーンとして覚醒する。

【サバト】

一部の高位なファンガイアが死んだファンガイアのライフエナジーを集合させることによって誕生する巨大なオーラ体。 武器は体から発する光弾。