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 【STORY】
7年前、突如地球に落下した巨大隕石、通称「シブヤ隕石」の直撃によって渋谷は壊滅状態になり、現在でもその傷跡は残っている。そして、シブヤ隕石がもたらしたものは直接的な被害だけではなかった。正体不明の宇宙生命体・ワームの襲来である。地球人に擬態し、次々と殺人を繰り返すワームに対抗するために、秘密組織「ZECT」が結成された。しかし、ワームのもつ、目にも留まらぬ高速移動能力「クロックアップ」の前に、ZECTは敗北を重ねる。最後の希望は、秘密兵器「マスクドライダーシステム」のみであった。
ZECTの隊員・加賀美新は、謎の男と出会う。自らを『天の道を往き、総てを司る男』とうそぶくその男の名は、天道総司。傲岸不遜なその態度に、新は困惑する。ついにマスクドライダーシステムが完成した。ワームに苦戦するZECTの仲間を見て、自らがライダーになって戦うことを決意する新。しかし、天から飛来したカブトゼクターは新ではなく、そこに現れた天道総司の下に降り立った!

 【登場人物】
 天道 総司
仮面ライダーカブトに変身する青年。(21歳)
『天の道を往き、総てを司る男』と自称し、常に唯我独尊、自分が世界で一番偉いと思っているふてぶてしい性格。
エゴイストというわけではなく、妹の樹花には常に優しく接し、また他人に対しても良い所は素直に認め、困っている人は素直にはいかないが、必ず助ける正義漢。
祖母を世界で唯一尊敬しており、しばしば『おばあちゃんが言っていた』という教え(天道語録)を口にする。頭脳明晰かつ、プロ級の腕前の料理などあらゆることに精通しているが、自らを『選ばれし者であり、いつか戦うときが来る』と信じていたため定職にはつかずに戦うための鍛錬は常時怠っていなかった。
カブトゼクターに有資格者として選ばれ、ワームとの戦いに身を投じる事になる。
特殊な理由以外はZECTに所属しようとはせず、単独行動を好む。そのため、度々彼とZECTからも命を狙われる。
旧姓は日下部。3歳の頃、父と妹を妊娠中の母がネイティブによって殺害・擬態された後、祖母に引き取られ“天道”姓になる。
7年前、両親に擬態したネイティブと遭遇。直後に渋谷隕石の災厄に巻き込まれ、これを機に復讐を果たそうと画策。
その現場でライダーベルトを総一としての記憶を最期に取り戻した擬態総一から授けられる。
戦いの後、加賀美のことは違う道を進んでいても同じ方向を向く“友”として認め合う。
1年後は何故かパリにいた。
 加賀美 新
ZECTの見習い隊員。(21歳)
普段は洋食店Bistro la salle(ビストロ・サル)でアルバイトをしている。
元高校球児で、甲子園の出場経験あり。
弟の亮がワームによって行方不明になったことからワームに憎しみを抱き、ZECTに入隊。警視総監である父親の七光りと見られることを非常に嫌っている。
性格的は一本気で心優しい熱血漢。空回りすることもしばしば。
シャドウのメンバーを命を賭けて守ろうとしたことからザビーゼクターに認められ、第2のザビーの適合者となるが、紆余曲折を経てザビーとシャドウリーダーの資格を自ら返上。
その後1度はワームによって命を落としかけるが、ガタックゼクターの力によって復活。仮面ライダーガタックとなる。
天道には散々迷惑をかけられているが、つかず離れずの奇妙な友情で結ばれ、共に真実の追求を続ける。
戦いが終わった1年後、交番勤め。
 日下部 ひより
洋食店Bistro la Salleのアルバイト店員で、加賀美の同僚。(18歳)
シブヤ隕石により両親を失う。他人と上手くコミュニケーションをとることができない。
愛用の自転車をとても大切にしている。
趣味は絵画で、いつも愛用のスケッチブックに妖精の絵を描いている。
料理の腕は一流。
実は天道の妹であり、ワームが擬態した母から生まれた生まれつきのワーム。怪人態はシシーラワーム。
一時期時空の彼方に擬態天道と共に飛ばされ、そこに居続けようとするが、天道に説得され、元の世界に戻る。
戦いが終わった後は、。ビストロ・ラ・サルの正規コックとして活躍。
 風間 大介
仮面ライダードレイクの適合者。(22歳)
ZECTの人間ではなく、職業はメイクアップアーティストで、「風間流」と称する独自のメイク術を駆使し、その腕前は非常に高く、多くの上客を持つ売れっ子。必殺術は、「風間流奥義アルティメット・メイクアップ」。
『女は花』が口癖で、この世の全ての女性を守ることを信条にしている筋金入りのフェミニスト。常に女性に対して紳士的に振舞うが、反面男性に対しては非常に冷たい。
本人は戦うことに対してさほど熱心でなく、むしろわずらわしさを感じている模様。ライダーシステム適合者はワームに狙われるため、仕方なく戦っている。
なぜドレイクに変身できるようになったかは不明。
ゴンと行動を共にしていたが、彼女が記憶を戻し母親の元に帰った事で別れ、、放浪の旅へと旅立つ。
ゴンが大介との記憶を取戻すとまた行動を共にする。
 神代 剣
仮面ライダーサソードの適合者。(20歳)
イギリスの名門ディスカビル家の本家筋といわれる神代家の末裔として誇り高い生活を大きな屋敷に執事の「じいや」と共に送っている。実状は火の車状態で没落貴族。
すべての分野において頂点に立つのがモットー。自らを『神に代わって剣を振るう男』と称する。
1年前にスコルピオワームの襲撃で姉・美香を失っている。
ZECTには所属していないが、ワーム掃討の目的で契約を結んでおり、報酬を得ていたが、ガタックの登場により契約を解除され収入がなくなってしまう。
じいやの内職等の収入により何とか凌ぐが、じいやの過労によるダウンにより神代家の実状を知りそば屋でバイトを始める。
後に岬に対しては姉の面影を重ね合わせ恋心を抱くようになり、積極的にアプローチをかけては毎度失敗するが、最終的に姉の代わりではなく岬自身を愛する。
実のところ本物の剣は、姉と共に殺されており、彼の正体はスコルピオワーム。
最終決戦間近に、自分の正体を知り、絶望。
ワームの頂点に立つと言い、全てのワームを1カ所に集め、実は「全てのワームを倒す」という目的に、カブトらがワームを一掃しやすいよう集める。
自分もカブトに倒されることで、自らの望みを叶え、じいやの見守る中、安らかに息を引き取る。
 矢車 想
仮面ライダーザビー第1の適合者で、ZECT本部直轄の精鋭部隊、ゼクトルーパー・シャドウの元リーダー。後にキックホッパーの適合者。(27歳)
「パーフェクト・ハーモニー(完全調和)」を信条としており、戦闘時には的確に部下を指示、チームプレーでワームに対処する。調和を乱す自分勝手なスタンドプレーを極端に嫌い、唯我独尊な天道との相性は非常に悪い。
影山を始め部下たちからの信頼は篤く、加賀美もその考えに感銘を受け、一時は彼の部下として働いていた。
「完全調和」の信念をいざ崩されると非常に脆く、ちょっとしたことで苛立つ一面がある。
度重なる「カブト抹殺」の任務の失敗に我を忘れてしまい、部下たちを見捨てて本人が最も嫌うはずのスタンドプレーに走った結果、ザビーゼクターに見限られ、ザビー適合者の資格を失う。
その後、シャドウ襲撃事件の際に適合者復帰を目指すが、影山にその座を奪われてしまう。
己を卑下し、攻撃的な性格になるなどかつてとは雰囲気を大きく違え、再び姿を現す。
どこで手に入れたのかホッパーゼクターを手にし、キックホッパーの資格者として天道や影山と再会。
その後は自分と同じくシャドウを放逐された影山を「弟」として受け入れ、自分たちを「闇の住人」と呼んで、ライダー、ZECT、ワーム、誰彼構わず気の向くまま戦うようになる。
「闇の中の光」である白夜を見るべく、影山共々再び光を求めて旅立とうとした。
だがネイティブ化した影山の最後の頼みで彼を倒し、影山の亡骸と共に「自分たちだけの光」を求め、いずこともなく去っていく。
 影山 瞬
ゼクトルーパー・シャドウの隊員。(20歳)
加賀美が資格を返上した後に第3のザビー適合者となり、シャドウのリーダーとなる。
シャドウメンバー襲撃事件の内通者をあぶり出すために敢えて加賀美を囮にしたりするなど、冷酷でエゴイストな反面、自身を否定されることを非常に恐れる一面を持つ。ZECTに対して非常に忠実である。
その後は任務失敗を重ね、結果的に天道にザビーゼクターを奪われたのを機に、ZECTを追われ完全に孤立する。
その後はワーム側からも見限られ、その際に矢車に助けられ結束。
差し出されたホッパーゼクターを受け取り、パンチホッパーの資格者となる。
以後は彼を「兄貴」と慕い、2人で気ままな行動をとり続ける。
過去の栄光に未練があり、エリアZ攻防戦では、再びザビーとなるががガタックとの連携を無視したため今度こそザビーの資格を失う。その後は再び矢車と行動を共にし、彼と共に白夜の世界を求めて旅立とうとする。
その後、根岸が配ったネックレスを身につけ、その力によってネイティブに変貌してしまう。未来に絶望した彼は、矢車の手で倒されることを望み、散る。
 鉄仮面の男=擬態・天道 総司
天道に擬態したワーム。
廃墟となったシブヤのエリアXの最深部に、鉄仮面を着けられ拘束されていたが、ひよりと出会って拘束が解け、時空の彼方へと飛ぶ。
長きに渡る拘束のため、恐怖と憎しみにより、言葉すら忘れた理性なき獣のような状態。
性格は天道とは正反対。
天道を抹殺し、ひよりと時空の彼方でずっと暮らすことを目的としていたが、天道の説得でひよりが現実世界に戻ってしまったため、現実世界そのものを憎むようになる。
正体は人間で、幼少の頃に根岸らネイティブに拉致され、マスクドライダーシステム開発における実験体や根岸の全人類ネイティブ化計画のための人体実験の果てにワームとなってしまう。
一時、天道に救出されるが、ZECTへの復讐心を捨てられず、三島に挑むも敗れまたも拘束され、全人類ネイティブ化装置の一部にされるも、装置の破壊で自由となり、この世界を天道に託し、根岸と運命を共にする。
 天道 樹花
天道が祖母に引き取られてから誕生した義理の妹。中学生。(13歳)
兄と二人暮らしの生活をしている。明るく活発な性格。
部活動はバドミントン部に所属しており、頭脳明晰な兄に勉強の面倒を見てもらっていることもあり成績は学年トップ。兄を誰よりも崇拝している。
祖母のことも尊敬しており、『おばあちゃんが言っていた』は兄弟共通の決め台詞。
シブヤ隕石事故の際、現場にいたが総司に助けられて以後。、『困ったときはいつも兄が助けに来てくれる』と信じている。毎日総司が作る食事を何よりも楽しみにしている。ワームやライダーの存在については終盤まで知ることはなかった。
戦いの後、ひよりを『お姉ちゃん』と呼び慕う。
 岬 祐月
ZECTのメンバーで田所チームの一員。(23歳)
オペレートを担当しクールな態度を崩さず、変装、潜入捜査もこなし任務を遂行する。
当初はカブトの正体を暴くことに執念を燃やしていたが、天道の戦う姿を見て考えを改め、現在はカブトの力が必要と判断、間接的な協力関係となる。
格闘技はかなりの腕前。また、無類のソバ好き。
剣から積極的なアプローチを繰り返し受け、始めは疎ましく思っていたが、彼の真っ直ぐな気持ちに惹かれ、Xマスデートに誘ったが、剣の正体を知ってしまう。
戦いの後、ディスカビルコーポレーションを設立、社長に就任し、剣の愛したじいやの味を世界に広めるべくレストランを経営、神代家再興に尽力している。
 田所 修一
ZECTのメンバーで田所チームのリーダー(35歳)。
シブく頼れる大人の性格。
任務至上主義に見えるが、部下には絶対の信頼を置く寛容さを持ち、部下の為なら自らの命の危険を顧みない一面もある。カブトの所在については、大体は勘付きつつも黙認、サポートをしている。
実家は300年続く老舗蕎麦屋で、自らも蕎麦職人としてかなりの腕前。
食事作法や味にもかなりうるさい。
実はネイティブ。
戦いの後、実家の蕎麦屋を継ぐ。
 高島 蓮華
ゼクトルーパーの訓練生の少女。(18歳)。
ZECTの一部隊の司令官になった天道に任命され副官となる。
長期間ZECTで訓練を受けていたためか、感情を抑え任務に忠実。
ワイヤーを使うなど多彩な戦術に長けている。
三島に天道の監視を命じられていたが、天道のオムライスの味と想いに感動、以後天道を「師匠」と呼び慕う。三島の元からハイパーゼクターを奪うなど、天道の側につく。
天道から与えられた課題料理を幾度も勘違いして失敗する。
 竹宮 弓子
新とひよりが務める洋食店、Bistro la Salleの店長。(36歳)
ひよりのことを暖かく見守る。
天道がひよりの心を開いてくれることを期待している。天道の型破りな性格にも動じず、バイトをよくサボる加賀美もクビにしないなど、かなり心が広く、肝が座った性格。
 ゴン
大介のそばに付き従っていた少女。(8歳)
過去にワームに襲われたことから親とはぐれ、記憶損失になっていたところを大介に保護され、以後ともに行動を共にする。メイク助手として、仕事をさばくマネージャーとして、はては女性への気配りをサポートする役として風間を好フォローしている。「ゴン」の名は大介によってつけられたもので、「名無しの権兵衛」に由来。母親が作った味噌汁の味をきっかけに記憶を取り戻し、母・順子と再会。同時に大介と過ごした記憶を失う。以後は、本名である「高山百合子」として、母の順子とともにごく普通の生活を送っている。
その後、大介との記憶を取り戻し、再会をはたす。
 じいや
神代家に使える執事。(65歳)
剣のスケジュールの管理、運転手、コックなど身の回りの世話をしている。
特に料理の腕前は、天道に『人類の宝』と言わしめほど。
双子の弟がおり、彼もまた一流の料理人で“光の料理人”として料理を教えている。
破綻寸前である神代家の財政や、世間知らずな剣の行動のフォローに四苦八苦しつつも、その事実を剣には悟らせず、必死で「名門貴族神代家」を演出し続けている。
剣の正体を知りながらも1人の人間として接する。
過労で倒れたことで全ての事実を知られる。その後は神代家再建のために奮闘する。
 加賀美 陸
ZECTの最高責任者で、表の職は警視総監。(52歳)
息子・新には自分がZECTであることを隠している。
冷徹ながらも、息子の成長にはある種の期待を抱いている。
35年前にネイティブと接触し、日下部夫妻と共にZECTを設立した。
ネイティブのみで構成されるZECT評議会には終始低姿勢で『我が友人』と言ってはいるが、実はしもべであり、長らく傀儡として働いてきた。
実はその一方で根岸らネイティブ強硬派の企みを見抜いており、カブトとガタックに密かに仕組んだ暴走システムという切り札に、虎視眈々と反撃の機会を伺っていた。
だが三島の裏切りにより、根岸に秘密を見抜かれ、反逆者として逮捕されてしまうが、新により救われる。
戦いの後も警視総監として働き、町の警官として働く我が子を見守る。

 【ZECT(ゼクト)】
地球に飛来したワームと戦う謎の組織。加賀美もその一員であり、加賀美の父はゼクトのリーダー。 公には明らかにされていない。ゼクトの一員の加賀美や岬、チームリーダーの田所でさえ、その全貌がつかめていない。 ゼクターやライダーベルト、その他の対ワーム用兵器等は、この組織が開発している。
 ゼクトルーパー
ZECTの一般戦闘員。
全身黒尽くめのスーツと昆虫の頭部に似たフルフェイスのヘルメットを身にまとい(アリがモチーフ)、ハマーで現場へ急行、チームを組んで行動する。
右腕にはマシンガンブレードを装備。
毎回ワームには殆ど通用しない。
市民をワームの脅威から守る事を第一としているが、実際は市民の安全よりもワームの撃破が最優先。
 シャドウ
仮面ライダーザビーが陣頭指揮を執る、本部直属の精鋭ゼクトルーパー部隊。
捜査活動などはせず、ワームとの戦闘のみを任務としている。
シャドウに所属するゼクトルーパーのスーツには体から足にかけて金色のラインがついている。
抜群のチームワークにより、ワームサナギ体とほぼ互角に渡り合える戦闘能力を有するが、反面指揮が崩れると脆い。
ザビーの適合者交代に合わせて矢車、加賀美が隊長を務めていた。矢車は解任、加賀美は自ら返上した。その後、影山が隊長を務める。天道が一時、偽名を使い(天道寺と名乗る。)隊長となった時に降格し、行方不明という形で天道が抜けたあと復帰するものの、ザビー適合者の資格を失ったためリーダーの資格も失う。
その後の部隊の所在は不明。
 田所チーム
田所修一が指揮を執る、一般戦闘員チームの一つ。
戦闘、捜査の両方を行う。加賀美、岬はこの田所チームに属する。
 東チーム
東省吾が指揮を執っていた、一般戦闘員チームの一つ。
捜査活動を中心に活動していた。カブト捕獲作戦に乗り出すが、その途中でワームによって壊滅。